鯖江高校 アントレプレナーシップ教育セミナー 1回目 先生アンケート
- 正仁 小峰
- 6月2日
- 読了時間: 3分
先生からのアンケートいただきました。

A先生
高校の教育において、「起業家を育てる」という土壌が全くない中、このセミナーを通して教員も学ぶ必要がある分野だと感じました。大人になって生きていくのに必要な「お金」についても、教育する場面がほとんどない現状は、教育界の課題であると感じています。今回のセミナーは会社を経営するためのコスト意識や、非効率的なものを排除し、利益を上げるために改善するなど、学校教育に取り入れていくべきメソッドが沢山あるのではないかと感じています。毎回楽しみにしています。
また、東郷さんと生徒の年齢が比較的近く、「自分たちも起業できるのでは」と感じさせてもらえる貴重な時間となりました。教員からではなく、「現役東大生」ということで、生徒の心にも深く刺さったのではないでしょうか。私が1番印象に残った話は、「なぜ、東大を休学しているか」という話です。自身のブランディングや利益のために、今ある立場をうまく利用していて、聞いたときは「なるほど」と思わせられました。
人からお金をもらうということは、いかに「払ってでもそのサービスを使いたい」と思わせられるかだと思います。そのような視点で、学校教育に落とし込んでいけたら、自分自身もっと魅力的な教員になれるかもしれないと思っています。
私も生徒も、まだまだ未熟ですので、1年後に「成長した」と思われるような時間になればと思います。
B先生
わたしが、今回のお話を聞いて学んで考えたことは、抽象的な言葉を使わずに具体的な言葉でもって表現することの大事さです。二年前の講座開始から小峰さんは言われていたことを覚えていますが、改めて大事なことだと思いました。目標を具体的に示すことによって自分の考えや思いを見える化させることができ、相手にわかりやすく伝えることができるようになると考えました。
ゲストさんの話を聞けなくて残念でした。
これからまた1年間お世話になります。今年は1時間ほど抜けることになるでしょうが、そこ以外のところで知識を増やし、吸収し発見し、深めていきたいと考えています。よろしくお願いします。
C先生
今回、初めて研修に参加して、2点感じることがありました。
まず1点目は、普通高校でのキャリア教育の大切さと自分自身の認識の間違いでした。昨年度まで「商業科」の教員として38年間、「職業教育」を軸に置いて生徒・教科に向き合ってきました。子供たちが社会に出たときに、指示待ちではなく、状況を自覚し、自分で考え周りと協力して行動できるよう授業・学校生活で接してきました。今年、初めて普通高校に勤務し、普通高校では、将来を見据えた進学先を考えていくことが本筋であるのに、実際は学力向上が中心になっていると思っていた自分自身に反省させられました。
2点目は、研修中、小峰さんの生徒たちを引き付ける力のすごさでした。特に、発言力はあるが受けを狙った発言をする生徒をこの半日間で、自分自身を見つめるきっかけを作っていることにすごさを感じました。また、私自身感じていた「メモを取ることができない」「具体的でない」を「社会人として必要な力がない」ということを生徒たちが納得する説明をされていたことが印象的でした。
今年1年間、この研修を通して生徒だけでなく私自身成長できるようにしたいです。どうかよろしくお願いいたします。