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​お知らせ

鯖江高校

10月3日
読了時間: 6分

鯖江高校第3回アントレプレナーシップ教育セミナー

2026年9月25日(金)

【鯖江高校アントレセミナー第3回】「自分から変わる」スイッチが入った日――葛藤を乗り越え、全6回の折り返しで見えた生徒たちの本気の進化



こんにちは!アントレプレナーシップ教育セミナー講師の小峰正仁です。

先日、鯖江高校にて第3回アントレプレナーシップ教育セミナーを開催いたしました!



全6回にわたる本プロジェクトも、今回でちょうど折り返し地点です。今回のセミナーでは、夏休み期間中に生徒たちが取り組んできた「鯖江の魅力を伝えるWebサイト制作」の発表をはじめ、キャリア形成の重要概念である「計画的偶発性理論(Planned Happenstance Theory)」、そして「2040年の就業構造推計とAI時代における一次情報・実体験の価値」について深く学び合いました。




セミナー直後に行ったアンケート(回答数17名)には、生徒たちの生の葛藤や気づき、そして未来へ向けた強い決意が溢れていました。今回はそのリアルな声を分析し、講師である私自身の視点も交えながら振り返ってみたいと思います。


➀ 全体の満足度:数字の裏にある「本気の悔しさ」

今回のセミナーに対する全体の満足度結果は以下の通りです。

  • とても満足した:5名(約29.4%)

  • 満足:9名(約52.9%)

  • 満足でも不満でもない:2名(11.8%)

  • とっても不満:1名(5.9%)

全体の82.4%(14名)の生徒が「満足」「とても満足した」と回答してくれました。

しかし、ここで非常に興味深かったのは「満足でも不満でもない」「とっても不満」と答えた生徒たちの理由です。講義内容やプログラムに対する不満ではなく、「セミナー開始時に自分自身のエンジンの掛かりが遅かったこと」や「他力本願になってしまい、自分から発言・行動できなかったこと」に対する自分自身への悔しさから、あえて厳しく「不満」と回答していたのです。


現状に甘んじることなく、自分の姿勢に対して本気で向き合っているからこその回答であり、受動的な態度から主体的姿勢へと脱皮しようとする強い意識のあらわれだと感じています。

② セミナーで学んだこと:知識を超えた「行動の哲学」

アンケートの「新しく学んだこと」の欄には、単なる言葉の暗記にとどまらない、本質的な気づきが多く書き込まれていました。

  1. 計画的偶発性理論(Planned Happenstance Theory)

    • 「人生やキャリアの多くは予想外の出来事で決まる。自ら好奇心や冒険心を持って行動することで、偶然のチャンスを自分引き寄せる」という考え方が大きなインパクトを与えました。

  2. AI時代だからこその「一次情報・現地での体験」の重要性

    • ネット検索やAIで誰でも情報が得られる時代だからこそ、実際に現地へ足を運び、五感で体験して得た「生の声・体験談」にこそ本質的な価値があることを学びました。

  3. 相手視点(利他)に立った情報発信(Webサイト制作)

    • 自分たちが理解している情報だけでなく、「初めて見る人がどう感じるか」「見やすさ、交通手段、動画の追加など五感に届く工夫ができているか」という相手側の視点に立つ重要性を実感しました。

  4. 2040年の就業構造推計と未来の社会像

    • AI・IT化が進む社会構造の変化を知り、高校生の今からどのようなスキルや資格(TOEIC/TOEFL等)、柔軟な思考力を身につけておくべきかを真剣に考える契機となりました。

  5. 「環境を変えるのは自分自身のアクション」

    • 誰かが場を変えてくれるのを待つ(他力本願)のではなく、自分から行動を起こして周囲や環境を変えていく必要性を学びました。

③ セミナー全体の感想:葛藤から生まれた「主体性」の芽生え

今回のセミナー冒頭、前回の良い雰囲気に甘えてしまい、場が少し重くスタートしてしまう場面がありました。しかし、その「空気感」に対して自分たちで問題意識を持ち、後半にかけて自ら姿勢を改めようとする葛藤と成長のプロセスが感想から痛いほど伝わってきました。

  • 「最初は縮こまってしまったけれど、社会や面接で自分をアピールするためには今から自分を出す練習が必要だと痛感した」

  • 「今までは準備や計画に時間を使いすぎてエンジンがかかるのが遅かった。完璧を求めるより、まずは行動して泥臭く改善していく大切さを知った」

  • 「他班のWebサイト発表を見て、おすすめスポットの診断機能やモデルスケジュールなど、相手目線の素晴らしい工夫がたくさんあり刺激を受けた」

  • 「間違いを恐れて人前で話すのが怖かったけれど、勇気を出して発言して褒めてもらったことで、発表への抵抗が少なくなってきた」

失敗や迷い、自身の課題から目を背けず、「次は最初から気持ちのエンジンを入れて臨む」と振り返る生徒たちの姿に、確かな頼もしさを感じています。


④ アントレプレナーシップ 講師 小峰へのメッセージ:胸が熱くなる本気の言葉

講義中、私は生徒たちに対して「他力本願にならず、自分から変わろう」「エンジンの入りを意識しよう」という愛を込めた厳しい指摘も投げかけました。生徒たちからは、それを受け止めた熱いメッセージがたくさん届いています。

「小峰さんのご指導を受けてから、話し合いの雰囲気がガラッと変わっていったのを感じて感動しました。次こそは私が小峰さんを感動させられるくらい、たくましい姿を見せます!!!」

「『小峰先生との出会いこそが、自分にとって未来を開く最高の偶発的チャンスだったんだ』と実感しました!教えていただいた通り、目の前の機会を逃さず食らいついていきます!」

「小峰さんの『他力本願』という言葉が強く印象に残りました。部活動でもその考え方では結果がつかないので、周りに頼るのではなく、自分が周囲を助ける存在になります」

「今回のセミナーで、普段考えていないようなことをより深く考えるようになりました。自分自身の成長につなげていきたいです」



さらに、起業に関する具体的な相談や、鯖江観光協会との連携案、高校生からの資格取得への挑戦など、授業の枠を超えた自主的なアクションを起こそうとする動きも生まれています。講師としてこれ以上嬉しいことはありません。

⑤ 今後の学生の進化への期待(講師・小峰より)

全6回の折り返しとなる第3回を終えて、私は生徒たちの未来に絶大な期待を寄せています。

大人でも、自分の「弱点」や「初動の遅さ」「他力本願な姿勢」を認め、言葉にして反省するのは簡単なことではありません。しかし、鯖江高校の生徒たちは、自分の葛藤と向き合い、「次は自分から変わる」「最初からエンジンをかけていく」と自分たちの言葉で誓ってくれました。

アントレプレナーシップ(起業家精神)の本質とは、単に会社を作ることではなく、「自ら問いを立て、変化を恐れず、主体的に行動を起こして未来を切り拓く姿勢」です。

完璧な計画なんて最初から必要ありません。予想外の出来事や失敗さえもチャンスに変える「計画的偶発性」の精神で、まずは最初の一歩を泥臭く踏み出してください。



後半戦となる第4回〜第6回では、彼らがさらにコンフォートゾーン(快適な空間)を飛び出し、私や周囲の大大人たちを驚かせるような飛躍的な進化を遂げてくれることを確信しています!

次回第4回セミナーでの、たくましく変化した彼らの姿にぜひご期待ください!



💡 次回予告・次回に向けた問いかけ 生徒の皆さんの「学びをアウトプットする場」として、今回のアンケートで出たアイデア(Webサイトのフィードバック改善や個人相談など)をどう具体化していくか、次回までにさらに深めていきましょう!

 
 
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